MUKU-DATA  瑞泉寺 2013 10 14

「井波に行って欄間を頼んできた」って言葉を時々耳にする。
見に行かなくては・・とずっと思っていてやっと行ってきた。
木彫りの里や八日町通りの工房から聞こえてくる槌の音はまさに彫刻の町に相応しく心地良かった。


井波彫刻総合会館

八日町通り

瑞泉寺

瑞泉寺の彫刻群も凄まじさがあったのだが、
本堂や太子堂の浜縁の板も凄かった。
長さは9尺ほどで巾は3尺以上、厚み10cmはあろうかと思われる一枚板がふんだんに使われていた。
上段の縁側は栃材、
下段は欅。
栃をこのように浜縁に使用するのもはじめて知った。
当時、栃の材が豊富な地域だったのだろうか・・
本堂再建が1885年との事なのでどれだけ多くの人にこの贅沢なありがたい板が踏まれてきたのだろう。。
こんな大きな厚板の上を歩ける機会もそうそうないので思う存分に歩かせてもらってきました。
部分的な補修跡にも心奪われました。

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